第13回 辻佐保子美術史学振興基金講演会

演 題:「スーラージュによるコンクのサント=フォワ修道院聖堂のステンドグラス ――内なる光の体験」

講演者:クリスティアン・エック(リール第3大学名誉教授)

コメンテーター:水野千依(青山学院大学教授)

日 時: 2026年10月24日(土)14:00~16:00

場 所:東京大学駒場Iキャンパス 18号館ホール

https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html

形 式:対面開催・参加無料・予約不要(日仏同時通訳あり)

主 催:美術史学会

後 援:日仏美術学会

趣 旨:

1994年に設置されたコンクのステンドグラスは、ピエール・スーラージュ(1919–2022)の作品世界において中核的な位置を占めている。彼の絵画において「黒」と呼ばれる顔料に光が出会うことで色彩が浮かび上がるのと同じように、この修道院聖堂では、半透明性のゆらぎによって生き生きとふるえる「白」と呼ばれるガラスが、それを透過する自然光によって生み出される豊かな色彩を宿している。

本発表では、それぞれの窓を構成する水平区画の分析を通して、ステンドグラス群のリズムを初めて総合的に考察し、その力強く歓喜に満ちた構成に新たな光を当てる。これらの作品は、スーラージュの絵画と同様に、並置された領域がもつ力、力強い線による書法、そして深い感情的豊かさを共有している。それらは、内的なものと神秘的な光に奉仕することで、コンクのステンドグラスを「変容したポリプティック」たらしめているのである。

プログラム:

14時 開会の辞:秋山聰(東京大学大学院教授・美術史学会代表)

14時05分〜 講演会:クリスティアン・エック(リール第3大学名誉教授)

15時05分〜ディスカッション・質疑応答 コメンテーター:水野千依(青山学院大学教授)

16時 閉会

問合先:辻佐保子美術史学振興基金委員・松井裕美(hiromimatsui○g△ecc△u-tokyo△ac△jp

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ポスター