来年度の会報への掲載論文を下記の要領で募集いたします。 奮ってご投稿下さい。

投稿および入稿の手引き

研究論文の掲載に際しては査読を行い、採否を決定する。以下の指定に従って原稿等を作成し、事務局に提出すること。

1 .投稿資格

日仏美術学会への入会が承認された後、1年を経過した者

2 .投稿手続き

毎年8月末日までに下記編集事務局メールアドレスにタイトル(仮題可)ならびに使用言語を知らせること。投稿用提出物は10月末日までに下記編集事務局メールアドレスに送信すること。
e-mail:sfjartbulletin○protonmail△com

※迷惑メール多数のため、対策として上記のメールアドレスでは@マーク部分を○で、ドット(.)部分を△で代用しています。お手数ですが、アドレスご使用の際は○を@に、△をドット(.)に置き換えてお使いになるようお願いいたします。お手数をおかけして申し訳ありません。

3 .投稿用提出物

原稿および図版・図表をPDF形式で提出すること。

1 ) a. 論文の文字数 : 註を含めて 20,000 字(400 字詰原稿用紙 50 枚)以内。欧文(原則フランス語) の場合、7,000 語以内とする。 b. 翻訳の文字数 : 20,000 字以内とする。 c. 書評・展覧会評・シンポジウム報告の文字数 : 4,000〜8,000 字とする。 d. 例会要旨・講演要旨 : 1,200 字以内とする。文字数は、Wordの文字カウント機能を用いて、以下の計算式で算出すること。半角英数は1文字を2分の1文字としてカウントする。

【文字数(スペース含めない)】ー(【 文字数(スペース含めない)】ー【全角文字+半角カタカナの数】)÷2

母国語以外の言語で執筆する場合、投稿前にネイティヴ・チェックを受けること。執筆に際しては、後掲の「執筆の手引き」を遵守すること。

2 )原稿の表紙には、次の事項を順に記すこと。

 ①論文題目 ②氏名 ③所属機関名および職名・在学課程 ④連絡先(郵便番号・住所・電話・e-mailアドレス)

3 )投稿用原稿は、A4の紙面にWord形式で文字の大きさは10.5ポイントから12ポイント、行数設定は30行か40行にする。欧文の場合、文字の大きさは 12 ポイントとする。

4)図版・図表は20点以内。キャプションを明記して提出すること。

4 .入稿用提出物(査読通過後)

掲載に際しては査読を行い、採否を決定する。査読を通過し掲載が決定した場合は、以下のデジタルデータを、指定されたメールアドレス宛に入稿用に送付すること。

1 )原稿提出票(Wordファイル。右クリック等でダウンロードして使用すること)。

2 )掲載用原稿(Word)

3 )図版・図表のデータ

※画像データは掲載可能な画質のものとする(350dpi以上が望ましい)。

※画像全てのデータをWordなどのファイルにまとめるのではなく、それぞれのデータをJPEG、TIFFいずれかの形式で個別に保存する。適宜大容量のデータ送付システムを使用して送付すること。

4 )図版下につけるキャプション(Word)

5)原稿末尾につける図版リスト(Word)

6)もし必要ならば、図版レイアウトの指示(PDF、図版の挿入箇所や大きさを指定したもの)。

5 .著者校正

原則として著者校正は初校のみ行う。校正は誤植訂正程度にとどめること。本文および図版のレイアウトは、編集委員会の判断で修正・変更することがある。国外出張・研修・留学等で長期間国内住所に不在となる場合は、前もって編集委員会に知らせること。

6 . 抜き刷り

抜き刷りは有料(紙媒体でもPDFでも可)。編集委員会まで希望する媒体を(紙媒体の場合は必要部数も)伝えること。

執筆の手引き

1 .論文(本文)の構成は以下の順とする。

1 )原稿の冒頭に記載すべき項目:論文タイトル(日本語およびフランス語)、氏名(日本語表記およびローマ字表記)、要旨、所属機関名および職名・在学課程(フランス語)、キーワード。

2 )本文

3 )註

4 )図版・図表のリスト。

※2)本文と3)註を合わせて20,000字以内(欧文の場合は7,000語以内)になるよう調整すること。

2 .要旨

論文本文が和文の場合は、 300語程度の欧文(原則としてフランス語)要旨を、 欧文(原則としてフランス語)論文の場合は800字以内の和文要旨とする。母国語以外で要旨を執筆する場合は、執筆者の責任においてネイティヴ・チェックを受けること。冒頭に「要旨」もしくは「RESUME」と入力の上、改行して要旨を始めること。

3 .キーワード

論文のキーワード(日本語)およびそれに対応する欧文(原則としてフランス語)キーワード5〜10語を記載すること。
例)キーワード:美術批評、銅版画、自然主義、収集家……
Mots-cles: critique d’art, eau-forte, naturalisme, collectionneurs……

4 .本文

和文もしくは欧文(原則としてフランス語)で書くものとする。母国語以外の言語で執筆する場合は、執筆者の責任においてネイティヴ・チェックを受けること。

1 )和文の句読点は(、)および(。)を使用する。

2 )和文は全角、欧文は半角文字を用い、和文と欧文の間にはスペースを入れない。

3 )アラビア数字はすべて半角(1ケタも含め)を用い、前後にスペースを入れない。

4 )ワープロソフトのルビ機能は使用しない。ルビを振るべき語句の後に、目印(◆◆や【】などの目立つ記号)に挟んでルビを入力すること。(入稿の際は特に注意すること。)

 例)羅針盤◆コンパス◆

   徴候【サンプトム】

5 .註

ワープロソフトの脚註機能は用いず、本文中に半角で(1)(2)…と注番号を入れ、文末に(1)…(改行)(2)…のように記す。いずれも注番号のあとにスペースを入れない。

6 .参考文献の記載

1 )欧文文献の場合、大文字・小文字の使用については、各言語の慣例に従うこと。

2 )ページの記載に当たっては、「p.」ないし「pp.」とページ数の間に必ず半角スペースを入れること。また複数ページに渡る場合は、和文、欧文ともに半角ハイフンを用いること(例:55-60ページ。pp. 102-104. )。

3 )雑誌記事・論文:著者名「記事・論文名」『雑誌名』巻号、出版年、ページ。

 例)永井隆則「日本におけるセザンヌ受容史の一断面――1920年代の人格主義的セザンヌ解釈の形成と行方」『ユリイカ』第18巻第21号、1984年、188-198ページ。

 例)Hal Foster, « Scène Primitives : Gauguin, Picasso, Kirchner », Cahiers du musée national d’art moderne, no. 48, 1994, pp. 25-47.を参照。

4 )書籍・論文集所収の論文:著者名「論文名」『書名』編著者名、(出版地、)出版社、出版年、ページ(和書は出版地省略)。

 例)稲賀繁美「モダニズム――その図柄と装飾と」『モダニズム研究』モダニズム研究会、思潮社、1994年、98-99ページ。

 例)Sabine Weicherding, « Faut-il brûler l’Opéra? Hubert Robert et l’incendie de l’Opéra de 1781 », dans L’Art et les normes sociales au XVIIIe siècle, sous la direction de Thomas W. Gaehtgens et al., Paris, Édition de la Maison des sciences de l’homme, 2001, pp. 477-492.

5 )単著書籍:著者名『書名』(版表示、)(出版地、)出版者、出版年、ページ(和書は出版地を省略)。

 例)三浦篤『近代芸術家の表象――マネ、ファンタン=ラトゥールと1860年代のフランス絵画』東京大学出版会、2006年、235ページ。

 例)Bernard Vouilloux, Le Tableau vivant. Phryné, l’orateur et le peintre, Paris, Flammarion, 2002, p. 319.

 例)Malevitch artiste et théoricien, [ouvrage collectif], traduit du russe par Alexandre Bagaev, Moscou/Paris, Avant-Garde, 1990.

6)翻訳者の場合は訳者名を入れる。

 例)ジャン=クロード・レーベンシュテイン著/浅野春男訳『セザンヌのエチュード』三元社、2009年。

 例)ジャン=クロード・レーベンシュテイン『セザンヌのエチュード』 浅野春男訳、三元社、2009年。

7)op. cit.や art.cit.、前掲書や前掲論文を使用する際には、初出の註番号を提示する。

 例)Hugo, op.cit.[Note 4], p. 200.

   Hugo, op.cit.[n. 4], p. 200.

7 .図版・図表

1 )図版、図表にそれぞれ通し番号を付す。

2 )図版リストの記載内容:図版番号 作者《タイトル》原語タイトル、制作年、素材、サイズ、所蔵都市および機関

 例)図1 ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル《ホメロス礼賛》 L’Apothéose d’Homère、1827年、カンヴァス・油彩、366×515cm、パリ、ルーヴル美術館

3 )図版の掲載許可については、日本における慣行に配慮した上で、投稿者自身がしかるべき手続きを取ること。