静岡県立美術館ロダン館開館20周年 国際シンポジウム

シンポジウムのお知らせ

日仏美術学会後援のシンポジウムが下記のように開催されます。皆さま奮ってご参加ください。

静岡県立美術館ロダン館開館20周年 国際シンポジウム
オーギュスト・ロダン(1840-1917) ━複合的視点でとらえる━

【日時】2014年10月31日(金)13:00~17:15[開場12 : 30]
【会場】静岡県立美術館講堂[定員250名、聴講無料、先着順、逐次通訳付]

フランスの彫刻家、オーギュスト・ロダン(1840-1917)は、彫刻史上に輝かしくその名を刻む巨匠です。 そして近年は、フランス彫刻史の文脈ばかりでなく、多様な視点からロダンを再考する試みもなされています。こうした状況を受け、静岡県立美術館ロダン館開館20周年を記念するこのシンポジウムでは、基調講演講師にフランス国立ロダン美術館館長カトリーヌ・シュヴィヨ氏を迎え、パネリスト、コメンテーターとともに、近代彫刻の巨人であるロダンをさまざまな角度から切り出していきます。 ロダンの知られざる顔が明かされる機会となるかもしれません。ぜひ、お出かけください。

チラシはこちら

■プログラムとパネリスト(記載の時間は予定です)
13:00~13:05 開会あいさつ
13:05~14:05【基調講演】
カトリーヌ・シュヴィヨ(フランス国立ロダン美術館館長・フランス近代彫刻史)
   「ロダンと20世紀におけるまなざしの変遷」(逐次通訳付)

14:15~15:05【第1部 ロダンと画家】
 安藤智子(法政大学、國學院大学、一橋大学他非常勤講師・フランス近代美術史)
   「ルグロにとってのロダン―芸術的共感とイギリスでの普及活動」
三谷理華(静岡県立美術館学芸課長・フランス近代美術史)
   「ロダンとラファエル・コラン―ロダン美術館所蔵の関連一次資料にみる交友の諸相」

15:15~16:05【第2部 ロダンと異国】
田中修二大分大学教育福祉科学部准教授・日本近代美術史)
   「近代日本のロダン受容の多様さ」
金井直(信州大学人文学部准教授・イタリア近代美術史)
   「ロダン効果 ― アントニオ・カノーヴァの場合 ―」

16:20~17:10【ディスカッション】
   コメンテーター:島本英明 (ポーラ美術館学芸員・フランス近代美術史)

17:10~17:15 閉会あいさつ

【主催】静岡県立美術館 静岡第一テレビ
【後援】日仏美術学会 静岡日仏協会
【協力】アールアンテル

◆お問い合わせ:静岡県立美術館 Tel 054-263-5755
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp

以上


開催中の展覧会
  企画展「美少女の美術史」(2014年9月20日[土]~11月16日[日])
  収蔵品展「西洋の絵画―画材とともに」(2014年9月9日[火]~11月16日[日])