日仏芸術交流の150年

日仏シンポジウム日仏芸術交流の150年のお知らせ

会期:2008年11月22日(土)、23日(日)
場所:日仏会館ホール主催:日仏美術学会、日仏会館
後援:在日フランス大使館、ジャポニスム学会、日本経済新聞社
協力:国際交流基金、財団法人石橋財団、財団法人国際文化交換協会 
※要事前登録(締め切りました) 
入場無料 日仏同時通訳付(デポジット1,000円)  

第1日目:「19世紀後半の美術交流
司会 高階秀爾(財団法人大原美術館館長)  

9:30 開会挨拶 
樋口陽一(財団法人日仏会館理事長)  

9:45-12:00 
第1セクション「ジャポニスムの新しい視野」 
ジュヌヴィエーヴ・ラカンブル(オルセー美術館名誉上席学芸員)
修好通商条約前後の第二帝政期における日本美術の知識」 

クリストフ・マルケ(仏国立東洋言語文化研究学院教授)
地獄のジャポニスム―フランスにおける春画の受容とその影響について」 

馬渕明子(日本女子大学教授)
型紙とナンシー派」  

13:30-16:00
第2セクション「フランス・アカデミスムと日本近代洋画」 

基調講演1 
ブリュノー・フカール(パリ第4大学名誉教授)
日本人画家たちの師:コラン、ローランス、ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ」 

三浦篤(東京大学教授)
ラファエル・コランとその弟子たち」 

荒屋鋪透(財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館学芸部長)
ジャン=ポール・ローランスと日本」  

16:30 – 18:00
第1日目総合討議(司会:高階秀爾)   

第2日目:20世紀の芸術交流
司会 芳賀徹(京都造形芸術大学名誉学長)  

9:30-12:00
第3セクション「1900年前後の多彩なる往来」 

今橋映子(東京大学准教授)
日本人のパリ写真―福原信三とピクトリアリスムの転換期」 

宮崎克己(美術史家)
フランス絵画の到来 林忠正から松方幸次郎まで」 

ミカエル・リュケン(仏国立東洋言語文化研究学院教授)
印画と印象―複製美術時代の美術交流」  

13:30-16:00
第4セクション「両大戦間とそれ以後の文学・芸術」 

基調講演2 
フランソワーズ・ルヴァイアン(CNRS研究ディレクター、アンドレ・シャステル研究センター)
1920年代から60年代のフランスと日本における芸術の近代性」 

柳沢秀行(財団法人大原美術館学芸課長)
パリの日本人画家、日本美術界におけるパリ」 

稲賀繁美(国際日本文化研究センター教授)
西欧モダニズムに対峙する日本の伝統工藝(1900-1953)―アンリ・フォシオンの考察を導きに」  

16:30 – 18:00
第2日目総合討議(司会:芳賀徹)  

18:00
閉会挨拶 マルク・アンベール(日仏会館フランス学長)