フランス精神医学が教えるもの―アートとセラピーの関係性について―
日仏美術学会では、さまざまな分野から講師をお招きしてワークショップを企画しております。
今回は精神科医、三脇康生氏をお招きし、アートとセラピーに関わるお話をいただくことになりました。
皆様お誘いあわせのうえ、ご来場ください。
「フランス精神医学が教えるもの―アートとセラピーの関係性について―」
講師 三脇康生(仁愛大学)/コメンテーター 宇野邦一(立教大学)
日時 2004年9月25日(土) 15 :30 ‐
場所 日仏会館 501会議室 (東京都渋谷区恵比寿3-9-25)
〈講師プロフィール〉
1963年、兵庫生れ。京都大学医学部卒、京都大学大学院医学研究科卒(医学博士)、パリ第一大学科学哲学科DEA課程卒。
滋賀県・湖南病院・精神科医/福井県・仁愛大学人間学部心理学科・助教授。
80年代前半、フランス現代思想から出発し、精神科医療というアクティヴな場面に乗り出す。
フェリックス・ガタリが開設したラボルド病院の事例を参照枠とし、常に臨床に立ち返るという立場から
病院や医療の制度の形骸化に鋭い批評を投げかけている。また、美術批評家としても、ポストモダン以後の
美術について批評活動を行っている。
編著書に『精神の管理社会をどう超えるか?』(松籟社)、『アート×セラピー潮流』(フィルムアート社)など。