1930年周辺のポストモダンとネオ・ユマニスムの文芸史観

2021年2月20日(土)にワークショップ「1930年周辺のポストモダンとネオ・ユマニスムの文芸史観」が下記のように開催されますのでご案内申し上げます。皆さま奮ってご参加ください。

なお、今回のワークショップはZoomによるオンラインで行います。参加には事前登録が必要ですので、参加をご希望される会員の方は、例会案内メールもしくは例会案内の郵送文書をご確認ください。

■日時:2021年2月20日(土)13時~16時10分(12時45分受付開始)
■場所:会場:オンライン開催(Zoom)

2008~2011年に「1920~30年代の美術史家と美術批評家 フランス美術史編纂の歴史研究試論」と題して3回のワークショップを実施しましたが、その続編として新たに「1930年周辺のポストモダンとネオ・ユマニスムの文芸史観」をテーマにワークショップを開催します。大戦間期、とくに1930年代の美術批評・文芸批評の言論空間におけるモダニズムの超克の所作を、文学研究者や美学研究者の視点を交えながら検討します。モダニズムの終焉の認識の同時代性やモダニズムの系譜の再編成のヴァリエーションを、美術史・文学史・美学史におけるユマニスム、コロニアリズム、あるいは世界像などの視点から考察することで、1930年代型のポストモダンの実像を浮かび上がらせたいと思います。

司会: 藤原貞朗(茨城大学)

13時   イントロダクション

13時10分 報告① 藤原貞朗(茨城大学)

   「ルネ・ユイグと共和国の美術史編纂 モダニズム終焉の認識とネオ・ユマニスム」

13時50分 報告② 吉澤英樹(南山大学)

   「ドリュ・ラ・ロシェルの文芸・美術批評におけるモダンの超克と新しい人間像」

14時30分 報告③ 柳沢史明(西南学院大学)

   「《アール・ネーグル》の黄昏 ヴァルデマール・ジョルジュがみたアフリカ彫刻とモダニズムの行く末」

15時20分 ディスカッション


◆連絡先: 藤原貞朗  sadao.fujihara.art@vc.ibaraki.ac.jp

以上