ピカソ再考

講演会のお知らせ

上智大学他との共催で以下のような学術講演会が開催されます。
皆様奮ってご参加下さい。

◆学術講演会-「ピカソ再考」◆

【日時】:2017年11月14日(火)13:00~16:40
【会場】:上智大学中央図書館9階 L-921

趣旨:海外の一流のピカソ研究者2名を招いてピカソ研究の最新の動向を国内の研究者と共に共有し、今後のピカソ研究の諸問題や展望等を議論する。
使用言語:フランス語と日本語

チラシはこちら

【主催】:上智大学ヨーロッパ研究所/ 日仏美術学会/スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会/ 京都工芸繊維大学大学院造形史研究室
【助成】:公益財団法人鹿島美術財団/公益財団法人ポーラ美術振興財団
【後援】:美術史学会

◇プログラム◇  

司会進行:松原典子(上智大学教授)
13:00~14:30
ロランス・マドリーヌ:「ピカソとマネ」(逐次通訳付、45分)
(ピカソ自身の個展と同じ1932年に開催されたマネの回顧展を見て以来、1960-61年になって、ピカソは、マネの<草上の昼食>に基づいた約30点の変奏連作に取り組んだが、約30年の間にマネに何を探し求めたかを明らかにする)

14:30~14:40 休憩(Pause)

14:40~16:10
カテリナ・ザッピア:「ピカソとイタリア人:芸術家、知識人、政治家たち」(逐次通訳付、45分)
(ラファエルロ、未来派といった画家達、映画監督で演出家のヴィスコンティ、ファシストのムッソリーニ、イタリア共産党の指導者トリアッティ、ヴェネチア・ビエンナーレなどの文化イベントとピカソの関係を明らかにする)

16:10~16:40 質疑応答(逐次通訳付)
 司会:大髙保二郎(早稲田大学名誉教授)

◇講師紹介◇
ロランス・マドリーヌ(Laurence Madeline)
フランス国文化財主任学芸員
エコール・デュ・ルーヴル(École du Louvre、Diplôme de muséologie)、パリ第4大学(Université Paris IV、修士号、DEA)、国立文化財研究所(Diplôme de l’Institut National du Patrimoine)。 専門は、19世紀後半のフランス美術史、ピカソの芸術。著書に、Les correspondances de Gertrude Stein et Picasso(Gallimard, 2005)など多数。展覧会企画に、《Picasso. 1932 (Paris, musée Picasso, automne,2017)など多数。

カテリナ・ザッピア(Caterina Zappia)
ペルージャ大学名誉教授
Ph.D.(メッシーナ大学、シチリア)、ペルージャ大学で近現代美術史を教授。専門は、ドニやピカソとイタリヤとの関係、伊仏交流史。著書に、Maurice Denis e l’Italia: journal, carteggi, carnets(Università degli studi di Perugia, 2001)他多数。展覧会企画に、Fascinante Italie de Manet à Picasso (1853-1917), Musée des Beaux-Arts de Nantes(2010)他多数。

問い合わせ先
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 上智大学中央図書館721B
上智大学ヨーロッパ研究所

アクセス
JR中央線四ッ谷駅(東京駅より10分)・JR総武線四ッ谷駅で下車、麹町口より徒歩1分、 
東京メトロ丸ノ内線・南北線四ッ谷駅下車、赤坂口より徒歩2分
以上

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