神話と真実のあいだ
日仏美術学会セミナーのお知らせ
ストラスブール大学のシュール先生をお招きし、以下のようなセミナーを行います。
奮ってご参加ください。
記
セミナー: 神話と真実のあいだ:
エルヴィン・フォン・シュタインバッハとストラスブール大聖堂の西正面
(Entre mythe et réalité : Erwin von Steinbach et la façade occidentale de la cathédrale de Strasbourg)
(フランス語、逐次訳及び資料配布あり)
◆ 日 時:2017年2月9日(木) 14:00-16:30
◆ 場 所:日仏会館5階501号室
◆ 講演者:マルク・C・シュール (ストラスブール大学教授〈美術史〉)
◆ 司 会:木俣元一(名古屋大学)
◆ 問い合わせ先:木俣元一
◆趣旨◆ 若き日のゲーテに霊感を与えたストラスブール大聖堂の西正面の伝説的建築家エルヴィン・フォン・シュタインバッハから説き起こし、現存する多様な史料を駆使して、彼を西正面の建造プロセスに位置づけるとともに、この類まれな作品が、講演者の専門とする中央ヨーロッパの聖堂建築に及ぼした多大なる影響を実作品に即して詳細に分析する。 |
◇◇マルク・C・シュール (Marc C. Shurr)◇◇
2001年フリブール大学で博士学位取得、2002年から2010年フリブール大学講師、2010年から2012年グルノーブル第二大学教授(美術史)、2012年から現職。専門分野:中世後期(13世紀から16世紀初頭)のヨーロッパ北部(特にフランス東部、ドイツ、ボヘミア)の美術と建築。 著書:Gotische Architektur im mittleren Europa 1220-1340. Von Metz bis Wien, München/Berlin : Deutscher Kunstverlag, 2007; Die Baukunst Peter Parlers. Der Prager Veitsdom, das Heiligkreuzmünster in Schwäbisch Gmünd und die Bartholomäuskirche zu Kolin im Spannungsfeld von Kunst und Geschichte, Ostfildern : Thorbecke, 2003など多数。
以上