画家プッサンとフランス17世紀の出版史

講演会のお知らせ

日仏美術学会後援の講演会が以下の通り開催されます。
皆様奮ってご参加下さい。

◆画家プッサンとフランス17世紀の出版史◆

【日時】:2017年5月27日(土)15:30~17:30
【会場】:日仏会館501号室 (参加自由・無料・要申込)
【講師】木村三郎氏(日本大学芸術学部教授、金沢美術工芸大学客員教授)

元コレージュ・ド・フランス客員研究員、元放送大学客員教授。専門は西洋美術史、図像学、アート・ドキュメンテーション。
主な著書に『ニコラ・プッサンとイエズス会図像の研究』(中央公論美術出版)、『名画を読み解くアトリビュート』(淡交社)、 『ダヴィッド』(美術出版社;翻訳)。デジタル・アーカイヴ(統括)『西洋芸術史資料』『オウィディウス・変身物語』他(日本 大学デジタル・ミュージアム)など。(日仏図書館情報学会・日仏美術学会会員)

 「画家ニコラ・プッサンは、二十歳代の頃から、単なる絵画制作だけではなく、「学識ある画家」と呼ばれるように、 アトリエでは、文学書等にも親しむことが多かった。本講演では、1612~24年、そして、1640年前後のパリ において、彼のアトリエに置かれていた書籍、そしてその中の挿絵版画を、この画家の絵画作品との関係を軸に、パリ における出版史の展開と平行しながら考えたいと思う。」

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【主催】:日仏図書館情報学会
【後援】:日仏美術学会