日仏美術学会会報 第24号
BULLETIN DE LA SOCIETE FRANCO-JAPONAISE
D’ART ET D’ARCHEOLOGIE No 24 (2004)


ゾラ『パリの胃袋』とマネの静物画――近代芸術における物質主義と商品性/吉田典子 

ロマネスク壁画の発見と修復――ムーティエとグルドンの場合――/辻佐保子 


講演会 
「セザンヌの〈研究〉」/ジャン=クロード・レーベンシュテイン(浅野春男訳) 


展覧会紹介 
『形の生命、アンリ・フォシヨンと美術』展――リヨン市立美術館 2004年1月22日‐4月26日――/藤原貞朗


学会消息

例会発表要旨 
第96回例会:ゾラと印象主義絵画モネ《カピュシーヌ大通り》:「現在」という時制/六人部昭典 

第97回例会:フランス中世 建築と写本制作の場ロマネスクの扉口にみる半円形壁面と 木眉 (まぐさ)の力学について/常田益代

14世紀パリの写本彩飾画家 聖王ルイ伝の画家:ピュセル工房との関わりを中心に/黒岩三恵

第98回例会:19世紀後半~20世紀初頭のパリ、その芸術活動の諸相中世芸術、復興から復権へ――比較彫刻美術館(1882年)の考察/泉美知子

『細部』の変容:ギュスターヴ・カイユボットにおける都市の断片の表象/宮坂奈由

ソニア・ドローネーの服飾芸術――『ローブ・ポエム』の生成と時代的意義/朝倉三枝  


ワークショップ 
「フランス精神医学が教えるもの――アートとセラピーの関係性について――」
アートとセラピーの関係性について/三脇康生


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投稿規程等 
編集後記