日仏美術学会会報 第21号
BULLETIN DE LA SOCIETE FRANCO-JAPONAISE
D’ART ET D’ARCHEOLOGIE No 21 (2002)


クールベ作《オルナンの乞食の施し》について
――ブリュッセルの「自由美術協会」との関連より/今山正幾 


展評
「未刊の世紀 20世紀美術がのこすもの」展が「のこさなかったもの」
――東京国立近代美術館 2002年1月16日‐3月10日/小勝禮子 


書評
David Cottington, Cubism in the Shadow of War/橋本顕子  


学会消息

例会発表要旨
第90回例会:文化交流の戦後『サロン・ド・メ日本展』(1951年)――戦後日本と1940年代のサロン・ド・メ、フランス伝統青年派/今井敬子

第91回例会:19世紀末の美術ギュスターヴ・モローにおける線描表現について――後期作品における線描の意味と機能/澤渡麻里

1880‐90年代のフランスにおけるポスターの流行と批評家/中山久美子


シンポジウム
「Ecrire histories : 複数の視点と対話」の発表要旨および報告 制度史と建築――都市制度・制作と建築の領分/三宅理一

モダニズムとジャーナリズムの狭間に――20世紀都市写真の境界性/今橋映子エドゥアール・マネと歴史記述/稲賀繁美

新印象派の光彩主義にみる「光」の表現/坂上桂子

女性・絵画・空間/鈴木杜幾子

報告/飛嶋隆信


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